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お薬を飲み忘れたら、どうしたらいいの?
薬を飲み忘れた場合、「どうしたらよいの?」と思われる方、多いと思います。
そこで今回は「飲み忘れた場合の対処法」と「飲み忘れないための工夫」を特集します。
飲み忘れた場合の対処法
原則として気がついた時点ですぐに服用し、次回の服用時間をずらします。
服用間隔を目安に考えましょう。
☆1日3回の薬の場合 : 4時間以上の間隔を空けましょう
☆1日2回の薬の場合 : 6時間以上の間隔を空けましょう
☆1日1回の薬の場合 : 8時間以上の間隔を空けましょう
次回の服用時間が迫っている場合(目安として、1日3回の薬で2時間以内、
1日2回の薬で3時間以内、1日1回の薬で8時間以内)には、1回抜かして、
次の分から服用を再開します。
2回分を一度に服用することは絶対にしないでください。
「食後」の指示のある薬を空腹時に飲む場合は胃の保護のため、どの薬でも
ビスケットなど軽いものを食べてから服用するか、コップ1杯の多めの水で
飲むようにしましょう。
糖尿病の薬のように食事の影響を受けやすい薬の場合、自己判断で不安な
ときは、必ず医師・薬剤師の指示を受けてください。
あらかじめ、そのような場合の対処法を医師から聞いておくのもよいでしょう。
飲み忘れないための工夫
● 薬のシートに日付などを書いておく。
〇 曜日別に入れるピルケースを使用する。
● 服用したらカレンダーに丸をつける。
〇 服用予定時間に目覚まし時計を鳴らす。
● お昼の薬を会社に置いておく。