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友愛薬局『ゆうあい通信』 を引用させていただきました。

にきびについて
にきびは学名で“尋常性 瘡(ざそう)”と呼ばれ、面皰形成から端を発する
慢性炎症性の皮膚疾患のことをいいます。12〜13歳頃から17〜18歳頃の
思春期に始まり、24〜25歳までに自然にでなくなる事が多い正常な生理的
皮膚変化です。しかし、多感で自分の容姿に一番敏感な時期にできるので、本人が
受ける心理的な影響から無視できない疾患でもあります。
★にきび治療の基本
軽 症 の場 合 時期が来れば自然によくなるので、日常生活に注意をする
程度で特別な治療は必要ないこともあります。
重 症 の場 合 放置すると“瘢痕(あばた)が残ることがあるので、
専門医による治療が必要です。
また、にきびに似ていて別の治療の必要な“にきび様発疹”など、ほかの
皮膚疾患の場合もありますので、一度皮膚科の医師に相談することを
お勧めします。
どちらにしても、きちんとした治療と生活改善を行うことにより、かなり
コントロールできる疾患なので、短期間に治そうとせず、気長にケアして
いくことが大切です。
●日常生活の注意
@ にきびをいじりまわさないことです。
無理に膿を出したりすると、悪化することがあります。
A 顔は、1日に数回、ぬるま湯で刺激の少ないマイルドな石鹸を使って
洗顔後、必要であれば、にきび用外用剤を塗ってください。
入浴も大切。入浴後にも必要があれば、外用剤をつけてください。
B 精神的ストレスをできるだけ避け、睡眠を十分にとるようにしてください。
C バランスのよい食事内容を心がけてください。
過度の脂肪食、糖分・刺激物の摂り過ぎは避けたほうが良いでしょう。
D 適度な運動、規則正しい便通などを心がけましょう。
E 化粧は最小限度(目、唇などのポイント化粧の奨め)して、油性のものは
なるべく避けましょう。